こんにちは!
先日、とある焼肉屋さんのランチに行った時の建具の話を少し。
写真ではわかりにくいですが、個室と共用廊下との間にあるこの建具。吹抜けの空間にあるのですが、何か違和感ないですか??
この建具、上部レールがないんです笑
通常、引戸の上部には、レールや鴨居など何かしらの溝があり、溝を滑らせて開閉するものなんですが、ここにはないんです!
当然腰高の扉なので、開けた時にも上レールが無いのです。
不思議に思い、よくよく見ると、建具中央部にアルミLアングルをかませて、下部レールを滑らせていました!!
ランチ先で納まりを確認してしまうのは完全に職業病です^^;
この建具を考えた方は天才ですね笑
「互の家」 上三川町 木造平屋建て
幹線道路から1本入った農用地に、伸びやかな平屋を計画しました。
建物形状をZ形にすることで、前庭への視線を遮り、プライベートなお庭、眺めを楽しめるご提案です。
緩やかな南下がりの屋根・庇は、夏場の日差しを遮り、冬場の暖かな光を取り込むデザイン。
およそ30畳弱のLDKにも、光が行き届き、ご家族の憩いの場所となります。
こちらは塗装外壁工事の様子です。
下地のアスファルトフェルトに、ラス網と呼ばれる、表面がざらざらした菱形に編みこまれた金属製の網が施工されています。
ラス網にモルタルを擦り付けるように施工していき、1回、2回と期間を置きながら下地を作る。
外観を彩る仕上げは、下地のうねりやヒビ割れがおきにくいようしっかり下地ができてからの施工となります。
「互の家」では、メンテナンスを考慮し、ガルバリウム鋼板と塗装外壁を貼分けてご提案しました。
軒天の米杉板張りと相まって、シャープな外観に仕上がってくれると思います。今後に乞うご期待^^
それではまた。
STaD(スタッド) 株式会社鈴木貴博建築設計事務所