こんにちは!
先日上棟を終えました
「間を繋ぐ家」(参考:「間を繋ぐ家」祝上棟!)の木工事が完了いたしました。
「間を繋ぐ家」は、
宇都宮市の住宅街、200坪を超える大きな敷地に建つ木造平屋建てで、
中庭を中心に配置した居室と、
スキップフロアという特殊なフロア構造をもった、とても魅力的な住宅です。
今回その一部をご紹介させていただきます。
写真はLDKの様子です。
床から天井まで続く掃き出し窓は中庭へと繋がっています。
照明はまだ取り付けしていない状況ですが、
中庭から入る自然光で
室内がこんなにも明るくなるんです!
住宅街の一角にあり、隣地との距離も近い「間を繋ぐ家」は、
隣地境界に面する窓は、プライバシー確保のため、最小限に抑え、
その代わりに中庭から採光をとるような計画としています。
中庭から居室に自然光を心地よく取り入れるためには様々な工夫が必要なのですが、
今回その一つに、窓のデザイン(大きさ)を一工夫しています。
「間を繋ぐ家」の中庭に臨む居室の掃き出し窓は、
天井の高さと揃えたデザインを採用しています。
こうすることにより、
自然光が部屋全体に均等に広がるので、日中は明るく快適な空間になります。
照明に頼る必要が減るため、必然的に省エネルギーな暮らしへと繋がります。
また、
天井と窓のラインを合わせることで、
窓と天井が一体化し、空間が広がって見える視覚的な効果があります。
これにより、部屋全体がより広く、開放的に感じられます。
シンプルで洗礼されたモダンな印象を与えるのこのデザインは、
様々な建築物で多く見かけます。
街中をお散歩しているときに、「なんだかおしゃれだな」と感じる建物は、
このような窓のデザインが一つの要素となっている場合もあるかもしれませんね!
こちらのお部屋は、ロフト部分です。
ロフトでも、このように採光のための窓を設けており、
明るい空間となっております。
また折を見てご紹介できたらと思っております。
完成は11月頃を予定しております。
今後のご進捗も、どうぞお楽しみに!
STaD(スタッド) 株式会社鈴木貴博建築設計事務所
公式インスタグラム @stad_architect.design