こんにちは!
先日、「枯淡の家」が無事に上棟を迎えました!
「枯淡の家」(参考:NEW WORK「枯淡の家」始動!)は、
宇都宮市の市街地に建つ、木造平屋建て住宅です。
シンプルでスタイリッシュな外観を持ちながらも、
快適に暮らすための機能的な空間づくりをしています。
今回、その一部をご紹介させて頂きます!
こちらの写真は、キッチンとなる場所からリビングの方向に撮影したものです。
広々としたLDKに、向かって右側(リビング南側)の大開口部から自然光が入ってきて
照明が無くとも明るい空間が生まれています。
こんなに広いLDKなのに、空間の真ん中に柱が無いことにお気づきではありませんか?
通常は決まった間隔で、空間に柱を配置していきますが、
STaDでは、LDKなどのまとまった広い空間や大開口部を作るために、
「許容応力度の計算」と呼ばれる構造計算を全棟実施しております。
「許容応力度の計算」を行い、適切な柱や梁の強度や断面寸法等を検討することによって
建物の強度を高めながら、広く開放的な空間を確保できるのです。
また、壁となる枠の中に、ところどころ斜めに一本木材が通っているのがお分かりでしょうか?
こちらは「筋交い」といいます。
筋交いは、壁の枠組みに斜めに設置される補強材で、
建物の水平力に対抗するために使用されます。
つまり、地震の揺れや台風等の風圧に負けないように
家の強度を高める重要な役割を果たしています。
いつ起こるかわからない地震や大風などの自然災害に対して
強い家を作ることは、今後も私たちの課題です。
STaDでは、経験豊富な設計士が、
施主様が安心して暮らしていけるよう、
構造にも配慮した安心・安全な設計を行っています。
完成は来年2月頃を予定しています。
また、こちらのブログで進捗を報告させて頂きます。
お楽しみに!
STaD(スタッド) 株式会社鈴木貴博建築設計事務所
公式インスタグラム @stad_architect.design