STaD's WEBLOG

「カーテンがいらない家」&年末年始休暇のお知らせ

「この窓、カーテンは閉めっぱなしになっている…」

 

そんな暮らしをしている方も多いのではないでしょうか。

外部からの視線や西日、暑さが理由で、

窓を“塞ぐ”ことが当たり前になっている住まいは少なくありません。

 

しかし、設計段階で敷地状況や暮らし方をきちんと考慮していれば、

「閉じる暮らし」ではなく「開いて過ごせる暮らし」が可能です。

 

今回は、「カーテンがいらない暮らし」を目指すための設計ポイントをご紹介したいと思います。

 

1.設計でつくる、視線を気にしない暮らし

STaDでは、まず、袖壁や建物の配置を工夫することで、

道路や隣地からの視線をやわらかく遮る設計を行っています。

 

L字型やコの字型の住まいでは、中庭に向かって視線が抜け、

外部に対しては自然と閉じた、落ち着きのある空間が生まれます。

外構の目隠しフェンスに頼る前に、

建築そのもので視線をコントロールすると、外観も統一され、

すっきりまとまりのあるデザインになります。

 

2.軒と窓がつくる、光の心地よさ

大きな窓があっても、直射日光が入りすぎるとカーテンを閉めたくなります。

そこで大切になるのが「軒」と「窓の取り方」です。

 

軒を適切に出すことで、夏の強い日差しはやわらかく遮り、

冬には室内の奥まで光を届けることができます。

カーテンで光を遮るのではなく、

建築で光を“整える”ことで、自然な明るさが保たれます。

 

3.植栽がつくる、やさしい境界線

外との距離をつくるのは、壁だけではありません。

STaDでは、植栽を「目隠し」ではなく

外部との関係をやわらかくつなぐ存在として取り入れています。

 

風に揺れる葉や、季節ごとに変わる緑の表情は、

室内にいながら自然を感じさせてくれます。

視線を完全に遮るのではなく、ほどよくぼかすことで、

安心感と開放感のバランスが生まれます。

 

4.カーテンを開けた先にある暮らし

朝、カーテンを開ける必要のない暮らし。

日中、自然光に包まれながら過ごす時間。

外を感じながらも、人目を気にしなくていい安心感。

 

カーテン全開で過ごせる家は、

日常の中に「自然」と「余白」を取り戻してくれます。

 

STaDはこれからも、

住まい手が無意識に「心地よい」と感じられる暮らしを、

設計の力で形にしていきます。

 

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尚、誠に勝手ながら、STaDでは

12/26(金)を仕事納めとし、定休日と併せまして

12/27(土)〜1/4日(日)を

年末年始休暇とさせて頂きます。

 

今年も新しい出会いがたくさんありました!

来年はより飛躍できる年となるよう

努めてまいりますので宜しくお願いいたします。

 

それでは良いお年を。

 

STaD(スタッド) 株式会社鈴木貴博建築設計事務所