建物の中心に真束を設け
四方から真束方向に向かう隅合掌を
化粧とした方形屋根。
隅合掌から敷桁を設けた
日光杉の化粧垂木がそのまま外部まで続き
低く構えた深い軒が傘のように
家を雨風から守ってくれます。
また四方ぐるりと回した犬走りから
庭とのつながりを楽しみつつ
南北に抜ける通り土間を介して
それぞれの趣味の空間を
一つの傘がつなぐ設計です。
所在地 栃木県宇都宮市
内 容 化粧垂木 隅合掌 通り土間 茶室 塗り壁 和
規 模 平屋
設計・監理・デザイン・撮影 STaD